ビールがうまいっ! こだわりの『男の料理』 ホームパーティ応援レシピ・まるごと公開 |
『男の料理』と聞けば、気まぐれで、予算や手間を度外視した、あくまでも趣味の範囲内でしかない、『男の道楽』という イメージがあり、ボク自身も長い間、その範中を超えることはありませんでした。 そんな中、多忙な仕事を持つ家内から、週何日かの当番命令が発令されれしまいました。こうなるともう趣味の域ではなく、 単なる男の道楽などとは言えない『労働』と化しました。 快く引き受けてはみたものの、本来モノグサのボクとしては多少の戸惑いを感じましたが、根っからの『モノ好き』という性格 も手伝って、男にしか考え付かない発想と工夫にちょっとしたこだわりを加えれば、ビールがよりおいしく飲めることを発見し、 目的をこれに変えると『義務』や『労働』という言葉がどこかへ飛んでしまいました。 カンタンで、考えられないような㊙チョー手抜き簡単技から、時には手の込んだ一品まで、どこにでもあるような標準的レシピ を極力避け、やや偏見にも満ちた独自レシピをここに紹介してみたいと思います。 『ビールをおいしく飲む』を目的としているので『居酒屋メニュー』も当然多く、ホームパーティなどに活用できます。 毎日お台所に立つ主婦の方にも、参考のひとつとして見て頂ければ、ボクはとってもうれしいですね。 やっぱ、包丁切れなきゃ、始まんないよね! 手始めに、ちょーカンタン料理からご紹介したいんですけど、お宅の包丁の切れ味は? こだわり派のボクからすればね、包丁が切れないと、ど〜にも始まらないんですよ。 爪を大切にする女性の方には,あまりお勧め出来る方法ではありませんが、これが一番簡単なチェック法です。 包丁の刃を軽く親指の爪に当てます。切れ味がいい包丁なら、刃は爪の上を滑らずに止まります。 スルリと刃先が滑るようだと、残念ながらお宅の包丁は問題外です 今すぐに包丁を研ぎましょう。 これ、指を切っているのではありません。チェックですよ〜! 目からウロコ!かる〜く研ぐだけで、スパスパ切れる! ♯800〜1000程度の合成砥石を5分ほど水に浸して使います。 砥石に対する刃の角度は、包丁によって若干違いますが、10円玉2枚分を裏側に挟む角度が一般的とされています。 この角度を一定に保ち、まずは30回ほど往復させます。 次第に濁り水が出てきますが、これは研げている証拠で、決して途中で洗ってはいけません。 研いだ方の反対側(写真では表側)の刃先に「めくれ」が出るまで研ぎ続けます。包丁の背から刃の方へゆっくりと指の 腹でなでると、「めくれ」が確認出来ます。「めくれ」が刃の全体に出来ていれば、しっかりと研げた証拠です。 今度は反対側に出来た「めくれ」を取ってやります。表側が30回だとしたら、その2〜3割分の6〜9回が目安です。 「めくれ」は再び逆側に出来ますから、包丁をひっくり返して再び「めくれ」を取ります。 これを3〜4回ほど繰り返せば、見違えるような切れ味のウルトラスーパー包丁に変身します。 さらに『天然石砥石』などの目の細かい砥石で仕上げ研ぎを施せば、切れ味はより持続しますが、これだけでも充分です。 反対側は「めくれ」を取る程度でOK 今日の試し切りは、ネギを使ってみましょう。まな板を使わずに、ネギを手で持って、きざみネギを作ってみましょう。 どうです。この切れ味。びっくりでしょう? これでキャベツのせん切りなども、プロ並みの細かさで切ることが出来ますよ。 ご覧の通り、きざみネギも、まな板不要 で、記念すべきこのサイト最初の料理は? せっかく切ったネギを利用しましょう。で、記念すべきメニューとは、なんと、『味噌汁』! ありゃ・・・・・って、拍子抜けしないでね。 でも、これがこのサイトならではの真骨頂なんですよ。 省エネの極意、鍋いらず、まな板いらずの、チョー簡単「味噌汁」です。 後片付けが「お椀」だけってのが「ミソ」なんですね〜。 2〜3杯しか作らないって場合などには、ぜひおススメです。 味は市販のインスタントなどとは比較にならないほどおいしい、本格的な味ですよ。 お椀に味噌適量と「ほんだし」を少々。「乾燥カットわかめ」と先ほど切ったネギを加え、熱湯を注ぐだけ。 これが意外にもおいしいんです。ぜひ一度お試しあれ。 ネタはオヒタシのゆで菜でも、豆腐でも油揚げの細切りでも、な〜んでもいいですね。 味噌適量にほんだしをひと振り、乾燥カットわかめにネギ。熱湯を注ぎ、軽く箸で味噌を溶かすだけ。これで 『ワカメ汁』 の完成!おいしいよっ! え?味噌汁だけじゃあ、ビールは飲めない? う〜ん、やっぱり、そうかぁ〜・・・・・。 でもね、プロの包丁捌きが見事なのは、腕はもちろんだけど、その包丁の切れがいいからなんですよ。 で、まずは包丁から、というわけで、これもひとつの「こだわり」なんです。 包丁が切れると、料理が楽しくなり、間違いなく腕も上がります。 それでは、次に、ビールをうまく飲める、簡単メニューから行ってみましょうね。 ビールにもワインにもピッタリの、こ〜んなカンジで続いて行きます。 左上の『本日のメニュー』から、ど〜ぞ! |